【フランクフルトモーターショー13】タカタ、自動車の歩行者保護を強化する2つの製品を出展

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歩行者頭部保護エアバッグ(サイドビュー)
  • 歩行者頭部保護エアバッグ(サイドビュー)
タカタは、フランクフルトモーターショー2013に、交通事故時の歩行者保護を強化する2製品を展示した。

歩行中の交通死亡事故が高水準で発生している中で、歩行者や交通弱者を保護する安全技術への関心が高まっている。

また、交通事故データによると、死亡した歩行者の60%は頭部を損傷していたことから、歩行者を事故から守るためには、致死傷害にいたる可能性の高い、頭部保護システムが重要となっている。

自動車のボンネットフードやフロントガラス、Aピラーとの衝突が頭部損傷に重大な影響を与えることから、タカタでは、これらとの衝突から歩行者の頭部を守る2種類の製品を展示した。

出展した「ポップアップフードデバイス」は、歩行者との衝突を検知すると、ボンネットフード後端を持ち上げ、ボンネットフードと、その下にあるエンジンなどの堅い構造物との間にスペースを広げ、ボンネットフードが変形することで衝撃を緩和する。同社では、2008年に第1世代の量産を開始し、今回小型軽量化した第2世代を開発した。

もう一つが「歩行者頭部保護エアバッグ」。フロントガラスや両サイドのピラー(Aピラー)部分を覆うように広がり、周辺の堅い構造物との衝突から歩行者の頭部を保護するシステム。

ポップアップフードデバイスの技術は、タカタが開発してきたシートベルトシステムのシートベルトプリテンショナーやマイクロガス発生装置などの技術で培ったノウハウに基づいたもの。歩行者頭部保護エアバッグには、タカタが持つエアバッグの専門技術を活用した。

両技術とも法規要件を満たすのに加え、交通弱者保護の改善を求めるNCAP(自動車アセスメント)の高い要件に対応するとしている。
《レスポンス編集部》

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