ジャカルタモーターショー13にダットサン『GO+』が登場した。9月17日にインドネシアで発表となった日産の戦略モデルだ。
インドネシア優遇税制対象のローコストグリーンカー(LCGC)適合車種として、初の3列シート車両となる見込み。他メーカーのLCGC適合車は軒並み小型車であるため、広い居住空間を確保したGO+のアドバンテージは大きい。
GO+は、快適な走るファミリーラウンジとして開発した3列MPV。モバイルドッキングステーションを装備し、スマートフォンをクルマに接続することができる。
パワートレインは、1.2リッターエンジンと5速マニュアルトランスミッションを組み合わせた。ダットサンは、GO+、『GO』の2車種をインドネシア市場で発売し、2016年には日産自動車がインドネシアで販売するクルマの最大50%をダットサンブランドのクルマにすることを目指している。
価格は2車種とも1億インドネシアルピア(約87万円)以下となる予定。