開幕前日のジャカルタモーターショー会場。日産ブースに隣接するダットサンブースには2台の車両が設置されていた。
これは昨日発表されたばかりのダットサン『GO+』『GO』と見られる。GO+はファミリー向けの3列MPV、GOはコンパクトハッチバックだ。どちらも1.2リットルエンジンを搭載し、生産はともにインドネシア・プルワカルタの工場で行われる予定。販売は来年より開始される。
インドネシアでは政府が自動車普及と環境配慮のため、ローコストグリーンカープログラムと呼ばれる支援制度を今年から導入しており、手に届く価格帯のモデルの飛躍が期待される。
日産はインド、インドネシア、ロシアの新興国において、ダットサンを中期経営計画・パワー88が終了する2016年までに全販売モデルの1/3~半分を占めるブランドに成長させることを目標としている。