フランスの自動車大手、ルノーは9月12日、フランスのボロレグループとの間で、提携に向けた合意書に調印したと発表した。
ボロレグループは、欧州でEVのカーシェアリングサービスを手がける大手。同社は3年前から、フランス・パリ市内において、EVを使ったカーシェアリングの「オートリブ」を展開中。
このオートリブでは、イタリアのピニンファリーナが開発した小型EV、『ブルーカー』を使用している。
今回、ルノーとボロレグループが合意した内容は、両社が合弁会社設立を検討。フランスや世界市場で、需要が増しているカーシェアリングサービスへの対応を図る。
さらに、ルノーとボロレグループは、新型EVの共同開発・生産を模索。この新型EVは全長3100mmクラスの3シーター車で、蓄電容量20kWhのボロレ製バッテリー(二次電池)を搭載。1回の充電で、最大200km以上の走行を目指している。