WRC ラリーオーストラリアの最終ステージで起こったヒルボネンとヌービルの順位逆転というドラマによって、惜しくも1ポイン差で2013年度のタイトルが先送りとなった、セバスチャン・オジエ。そのオジエが報道陣のインタビューに答えた。
質問:「あれだけ(チャンピオンの座に)近づいたのに、まだ遠くにあります!あなたは勝利を得ましたが、王座につけなかった…落胆しましたか?」
オジエ:「正直に言って、僕達が最終ステージの無線で『おめでとう、君達はラリーに勝利したが、チャンピオンシップは待たなければならない』と聞いた時、少し奇妙な感じがしたよ。しかし最高のポイントを稼いで、パワーステージでボーナスを得たとしても、ティエリーが2位になることで、まだチャンピオンになれないとわかっていたからね」
質問:「それはとても不満だったのでは?」
オジエ:「勿論、僕は少しだけ不満だった。それは特別な日だったからね。僕はラリーの間ずっとリラックスしていたが、最後のループではもっとナーバスで色々と考えていた」
質問:「不満を感じる瞬間はありましたか?」
オジエ:「正直なところ、マシンも戦略も完璧だったよ。不満な瞬間など無いね。こうしたラリーでは良い予選結果を出せば、良いスタート順を選択できる。僕達はほとんどのステージで勝ってきたし。でもあと少しだ。マニュファクチャーのチャンピオンシップの為にも良い仕事をしているし、僕はとても幸せだ」
質問:「タイトルまであと1ポイントという状況で次のフランスに移りますが、このホームイベントと、そしてセバスチャン・ローブとの対決をどのくらい楽しみにしていますか?」
オジエ:「それは簡単だね。僕達はフランスで勝利に向う。それ以外に何もない」