三菱電機は、多摩都市モノレールに、カラーユニバーサルデザイン・コンセプトによる多彩な色再現で見やすく表示する「フルカラーLED車内案内表示器」を納入し、8月からモノレール車両(1編成)で本格運用を開始したと発表した。
フルカラーLED車内案内表示器は、同社の大型映像装置「オーロラビジョン」で培った技術により、約687億色の色再現が可能となる。縦24ドット、横160ドットのLED素子1個1個の輝度ばらつきを調整して組み込んだことで、均一な色表示が可能となった。
また、多彩な色再現により、色弱者の人にも「情報が伝わりやすい」表示が可能となる。NPO法人であるカラーユニバーサルデザイン機構から、色弱者に配慮した表示が可能であることが認められ、CUDマークを取得した。
サイズは縦70ミリ×横480ミリ。ドットピッチは3ミリ。