マレーシアで違法操業のガスボンベ充填工場爆発、6人が重傷

ジョホール州ムアルで9月10日午後8時45分ごろ、違法操業の液化石油ガス(LPG)ボンベ充填工場で爆発があり、外国人労働者6人が重傷を負った。中国報などが報じた。

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ジョホール州ムアルで9月10日午後8時45分ごろ、違法操業の液化石油ガス(LPG)ボンベ充填工場で爆発があり、外国人労働者6人が重傷を負った。中国報などが報じた。

40.2kgと16.5kgの大小のガスボンベ、合わせて391個が次々と爆発。4階建てビルの高さまで火柱が上がった。爆発音は少なくとも20回聞こえたという。当局が爆発の原因を調べているが、工場の屋根が吹き飛んだ状況から、10トンの火薬が爆発した威力があったと推定されている。

同工場は2年にわたって事業免許を取得せずに事業を行なっていたとみられ、外国人労働者も不正規で雇用していた。補助金の付く家庭用LPGガスを補助金のつかない工業用の大型ガスボンベに充填し直して、違法に工業用として横流しし、利ザヤを得ていたとみられる。

伊藤 祐介

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