マレーシア、バスやタクシーの運賃値上げ許可へ=公共陸運委員会

3日未明よりレギュラーガソリン「RON95」とディーゼル油の価格が1リットル当たり20セン値上げされたことに伴い、公共陸運委員会(SPAD)は、バスやタクシーの運賃値上げを近く許可する意向を明らかにした。

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3日未明よりレギュラーガソリン「RON95」とディーゼル油の価格が1リットル当たり20セン値上げされたことに伴い、公共陸運委員会(SPAD)は、バスやタクシーの運賃値上げを近く許可する意向を明らかにした。

マレー鉄道(KTMB)やクラン・バレー軽便鉄道(LRT)などの公共輸送機関を所有するシャリカ・プラサラナ・ネガラもSPADに対して値上げを提案しており、公共交通機関利用者の影響も踏まえ協議を行っていく計画だ。

全マレーシア・バス運行業者協会(PMBOA)は、長距離バス運賃の5-30%引き上げを検討している。ディーゼル油価格が引き上げられたことにより、運転コストは5%上昇すると見込んでいる。また補助付きディーゼルのバスへの割り当てを倍に増やすことを提案した。

政府は現在、補助付きディーゼルをバス業者には月間1,400リットル、高速バス業者には2,800リットル割り当てている。

広瀬やよい

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