三菱電機は、タイに新設した三菱電機ファクトリーオートメーション(タイランド)が、タイ国内のFAシステム事業を統合し、9月2日から新体制で営業を開始したと発表した。
三菱電機は、FA機器販売代理店だったF.A.テックを買収したのに伴って、タイに展開しているFA事業部門を統合したもの。
具体的には、三菱電機ファクトリーオートメーション(タイランド)にFA機器、NCの販売・サービス部門を統合した。
汎用モーター、電力量計、アルミダイキャスト、金型、ポンプの製造・販売と、放電・レーザー加工機の輸入販売・サービスについては従来通り三菱電機ファクトリーオートメーション(タイランド)で継続する。
三菱電機では今回のFA事業の集約で、販売・サービス体制を強化し、重点市場の一つであるタイ国内で2017年度にFAシステム事業売上高200億円を目指す。