右直事故を起こした男、「逮捕される」とクルマを放置して逃走

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9月1日午後11時15分ごろ、神奈川県横浜市中区内の国道16号で、交差点を右折していた原付バイクに対し、対向車線を直進してきた乗用車が衝突する事故が起きた。バイクの運転者が重体。乗用車の運転者は車両を放置して逃走したが、警察は後に逮捕している。

神奈川県警・伊勢佐木署によると、現場は横浜市中区羽衣町1丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。原付バイクと乗用車は右折信号の青表示に従い、右折進行していたところ、対向車線を直進してきた乗用車と衝突した。

原付バイクは弾き飛ばされる状態となって大破。運転していた栄区内に在住する25歳の男性が全身を強打して意識不明の重体。乗用車を運転していた22歳の男性も打撲などの軽傷を負った。

直進車を運転していた男は現場に車両を放置して逃走。警察ではこのクルマを所有する同市内に在住する43歳の男が容疑に関わったものと判断し、後に帰宅した男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「相手がケガをしていたので逮捕されることを恐れて逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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