26日午後3時5分ごろ、北海道白老町内の道央自動車道上り線を走行中の大型観光バスが路外に逸脱。中央分離帯に衝突し、その弾みで横転する事故が起きた。この事故でバスの乗客乗員14人が重軽傷を負っている。
北海道警・高速隊によると、現場は白老町社台付近で片側2車線の直線区間。バスはホテルが送迎用としてチャーターしていたもの。千歳空港から登別温泉へ向けて走行していたが、急ハンドルを切ったことで路外に逸脱。そのまま中央分離帯に衝突し、弾みで横転した。
この事故で乗客13人と運転者のあわせて14人が近くの病院へ収容されたが、うち3人が骨折などの重傷。残る11人が打撲などの軽傷を負っている。
警察ではバスの運転手から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いているが、聴取に対しては「ハンドルが左に取られたので、右に切ったら中央分離帯へ衝突してしまった」などと供述しているようだ。