マツダは8月27日、広島市にある本社エンジン工場での『SKYACTIV-G』、『SKYACTIV-D』両エンジンの年間生産能力を2014年末までに現在の80万基から100万基に増強すると発表した。
マツダの菖蒲田清孝常務執行役員は同日、山口県にある防府工場内で会見し「2016年3月末まで(グローバルで)170万台造って、スカイアクティブの搭載比率を80%に上げる。その計画に合うようにきちんと供給できる体制を整える位置づけ」と説明した。
さらに「従来のようにエンジンの増強に大きな投資をかけるのではなく、汎用のマシニング設備を購入したり、今まで造っていた別のラインをスカイアクティブ用ラインに改造するなどの方法で低い投資で80万基から100万基に上げる」と述べた。