22日午前6時ごろ、岩手県八幡平市内の東北自動車道上り線を走行中の乗用車が路外に逸脱。道路左側の斜面に乗り上げて木に衝突。弾みで追越車線まで飛ばされたところ、後ろから進行してきた大型トラックが追突した。この事故で乗用車の運転者が死亡している。
岩手県警・高速隊によると、現場は八幡平市平笠付近で片側2車線の直線区間。乗用車は道路左側の路外に逸脱して斜面(のり面)に乗り上げて立ち木に衝突。その弾みで第2車線まで飛ばされたところ、後ろから進行してきた大型トラックが追突した。
乗用車は複数回の衝突で大破。運転していた二戸市内に在住する73歳の男性は頭部を強打し、収容先の病院で死亡した。トラックの運転者にケガはなかった。
警察では乗用車の運転者がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。