全日本空輸(ANA)は、お盆期間中の利用実績を発表した。
国内線は提供座席数が前年同期比2.7%増の206万0732席、旅客数が同5.4%増の154万3340人と順調だった。座席利用率は前年より1.9ポイントアップして74.9%だった。「旅割」運賃など、プレジャー需要が好調に推移した。
全方面、前年を上回っており、特に沖縄・北海道方面が好調だった。再開した羽田~石垣線は、期間計の利用率が97.2%と好調だった。
下り便のピークは8月10日、上り便のピークが8月17、18日。
国際線は提供座席数が同0.5%減の24万2710席で、旅客数が同1.0%減の21万7345人と微減となった。座席利用率は0.5ポイントダウンの89.6%だった。
「エコ割サマースペシャル」など、日本発プレジャー需要と、海外発需要は順調だった。方面別では北米、リゾート線が好調だったものの、アジアが低迷した。
期間中のピークは日本発が8月9、10、11日で、日本着が8月17、18日。