国土交通省は、MonotaROが台湾の製造業者から輸入して販売した補修用ブレーキパッドについて、アスベストが含有されており、保安基準に適合していないおそれがあることが判明したため、自主改善を実施する報告があったと発表した。
MonotaROによると2010年9月から2013年8月までに販売したブレーキパッド約8000セットについて、アスベストが含有されているものがあるため、保安基準第12条に抵触するおそれがあるとしている。
同社では、アスベストを含有していない良品のブレーキパッドに交換するため、購入者へダイレクトメールやメールや電話などで通知するとともに、インターネットのホームページで自主改善情報を掲載する。
一方、同社では、今回の事態を受けて商品採用部門に設置していた品質管理機能を、社長直轄となる品質管理室として独立させ、輸入品の検査方法を始め、品質管理体制を強化する。