国道トンネル内で多重衝突、7人が死傷

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8月11日午前10時ごろ、福井県南越前町内の国道305号で、トンネル内を走行していた車両3台による多重衝突事故が発生した。この事故で車線逸脱したとみられるクルマを運転していた26歳の女性が死亡。このクルマと正面衝突した車両の6人が軽傷を負っている。

福井県警・越前署によると、現場は南越前町大谷付近で片側1車線の緩やかなカーブ。トンネル内を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱し、対向車線を順走していたワゴン車と正面衝突。ワゴン車の後ろを進行していた別のクルマが追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

軽乗用車は中破し、運転していたあわら市内に在住する26歳の女性が全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約5時間後に死亡した。正面衝突したワゴン車も中破し、乗っていた6人が打撲などの軽傷を負っている。

警察では軽乗用車側がハンドル操作を誤った可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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