ボーイングは8月12日、『CST‐100カプセル』を開発するエンジニアチームについて、その仕事ぶりを紹介する映像を公開した。
これまでの宇宙船やカプセルと異なり、CST-100は、安全な着陸を可能にし、繰り返し宇宙ミッションに使用できるようにデザインされている。
このチームの中の1人のエンジニアであるカブヤ・マニャプは、幼い頃から宇宙船で月に行きたいという夢を持ち、母国のインドからアメリカの大学に留学して以来、スキューバー・ダイビングやプライベートのパイロットの免許取得など、宇宙飛行士になるため教育とトレーニングを受けている。
「宇宙飛行士になるのは短距離走ではなくマラソンなので、私は毎日そこに到達できるように努力しています」とマニャプは語る。
CST-100は宇宙へ移動を商用的に可能なレベルにまで実現し、宇宙飛行をさらに何度も行えるように作られている。
もしマニャプが将来このカプセルに乗ったとすれば、自分が製作し名前を付けたモニターや部品を見てエキサイトするに違いないと彼女は語る。
CST-100の最初のパイロットを乗せた周回軌道上の飛行は、2016年に予定されている。