日本航空(JAL)は、NTTドコモとアシダ音響と共同で、スマートフォン用の「タイピンマイク」を開発し、業務改善の一環として活用することを決定した。
現在、JALグループでは、空港スタッフ間の迅速な連絡のために業務用無線機(トランシーバー)を使用しているが、この「タイピンマイク」の開発により、業務用無線機と同等の操作性を維持しながら、ドコモのスマートフォンを利用したボイスミーティングに置き換えることが可能となる。
業務用無線機の特徴である端末を目で確認することなく、送信ボタンの操作のみで会話ができるPush to Talk式操作と、スマートフォンの「軽量・小型」、「通信性能(双方向通信)」などの「利便性」が融合したビジネスモデルを、顧客対応の向上やスタッフ間の円滑な連絡手段として活用している。
スマートフォン用「タイピンマイク」を導入することで、ボイスミーティング利用時に、スマートフォンの画面を確認する、または口元に近づけるなどの本体操作・移動が不要となり、「タイピンマイク」を操作するだけで会話できるようになる。