韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は8月1日、7月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は36万3251台。前年同月比は9.4%増と、11か月連続で前年実績を上回った。
海外では7月、30万3949台を販売。前年同月比は11.7%増と、4か月連続の2桁増を達成した。その内訳は、海外生産分が16%増の20万9891台と、引き続き好調。輸出分は9万4058台で、前年同月比は3%増と、6か月ぶりに前年実績を上回る。
海外では、米国での新車販売が好調。7月は過去最高の6万6005台を売り上げ、前年同月比は6.4%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペ投入の効果もあり、2万3958台を販売。前年同月比は29.4%増と、13か月連続で増加した。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズも、前年同月比48.2%増の6845台と、11か月連続のプラス。一方、主力中型セダンの『ソナタ』は、9.9%減の1万8903台と、7か月連続の前年割れ。
また、地元韓国の新車販売は、引き続き減少傾向。7月の韓国新車販売は5万9302台で、前年同月比は1.1%減と、3か月連続で前年実績を下回った。新型サンタフェ効果により、SUVは30%増の1万5576台と、2か月ぶりの前年実績超え。
また、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比12.2%減の1万3039台と、2か月連続のマイナス。乗用車も7.4%減の3万0687台と、8か月連続で前年実績を下回っている。