先週の週末にロシアで初めてのDTMツーリングカーのレースが開催されたが、最終予選の際に問題を抱え、予選が中止となってしまった。
ロシアの大統領であるウラジミール・プーチンがプライベートジェットでサーキットの上空を飛行し、事故が起こった際に医療用のヘリが飛行することができなくなった為という奇妙な状況の中での予選中止だった。
チャンピオンシップをリードするマイク・ロケンフェラーがその恩恵を受けてポールからのスタートとなり、このアウディのドライバーはこれまでのシーズンで素晴らしい走りをして来たが、ここでも別の良いパフォーマンスを見せた。
彼にチャレンジしたのはチームメートのマティアス・エクストロームだけで、同僚のピットインの間に再びトップに出てシーズン2勝目を飾った。
チャンピオンシップで最も接近しているブルーノ・スペエンクラーはミゲル・モリーナにオーバーテイクされてしまい、ポイントを稼ぐことができなかった。
シリーズの次のレースは、8月18日にニュルブルクリンクで行われる予定である。