7月のトヨタのインド新車販売、10%減…4か月連続の前年割れ

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トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は8月1日、7月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、7月の総販売台数は1万4470台(輸出を含む)。前年同月比は10%減と、4か月連続で前年実績を下回った。このうち、インド国内販売分は、前年同月比21%減の1万1515台。

ここ数か月のトヨタのインド新車販売は、3月が前年同月比7%増と5か月ぶりに回復。しかし、その後、4月は37%減、5月は35%減、6月は19%減、7月は10%減と、2桁の落ち込みが続く。

TKMは、車種別の販売データを公表していないが、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』シリーズの販売が、引き続き減少しているもよう。インド国内の燃料価格の上昇や、金利高の影響を受けた。

TKMのサンディープ・シンCOOは、「インド市場の減速傾向は続いている。現在の市場予想の観点からすれば、厳しい時代に向かっていると言わざるを得ない」と述べている。

《森脇稔》

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