ポルシェAGは、2013年上半期(1-6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は前年同期比4%増の70億3000万ユーロ(約9253億円)。営業利益は同3%増の12億9000万ユーロ(約1698億円)と、増収増益を達成した。
2012年上半期の世界新車販売は、8万1565台。前年同期に対して、18%増とした。車種別では、販売台数の最も多かったのが『カイエン』で22%増の4万2354台。次いで『911』シリーズが10%増の1万5834台。新型『ケイマン』『ボクスター』シリーズも186%増の1万2886台と、高い伸び率を示した。『パナメーラ』はモデルチェンジの影響を受けて、33%減の1万0491台だった。
市場別では、米国が30%増の2万1309台、中国は20%増の1万8323台。欧州は厳しい経済環境が影響し、2%増の2万6199台にとどまった。
ポルシェAGのマティアス・ミューラー社長は「ポルシェの成長を支えている主な要因はその魅力的なモデルレンジにある」とコメントしている。