トヨタ自動車の佐々木卓夫常務役員は8月2日の決算発表会見で、2013年(暦年ベース)の国内新車市場について、軽自動車を含む総台数では「515万台程度」との見通しを示した。
日本自動車工業会は年初に、474万台規模との予測を出しているが、トヨタの見立てでは相当に上ぶれることになる。515万台は前年比では4%の小幅減少。エコカー補助金の反動減は夏場までに終わり、佐々木常務は今後「好調に推移する」と予測した。登録車については年初に295万台と見込んでいたが20万台上乗せの315万台(前年比7%減)と予測した。
トヨタの暦年販売計画も年初は145万台としていたが、佐々木常務は同日、155万台(同6%減)に上方修正したと公表、「魅力ある商品の投入により販売増につなげたい」と述べた。