2013年オーストラリアV8スーパーカーシリーズは今季8度目のイベントとなる「コーテス・ハイア・イプスウィッチ360」をクイーンズランドレースウェイで迎え、ニッサン・モータースポーツは、通算3つのトップ10リザルトをマークした。
予選で苦戦した日産勢だったが、決勝レースでは速さと安定感を発揮し、結果につなげた。
ジャック・ダニエルのニッサン・アルティマをドライブしたリック・ケリー、トッド・ケリーは、この週末最後のレースをそれぞれ9位、10位でフィニッシュ。ノートン・ニッサンのジェームス・モファットも、土曜日の第1レースで10位に入った。
トッド・ケリーにとって今回の10位は、今季新たに参入したニッサン・アルティマをドライブするようになって以来のベストリザルト。さらに今回のV8スーパーカーズ選手権ラウンドでは、トッドが400回目、リックは350回目のスタートを迎え、記念すべき節目となった。
ニッサン・モータースポーツ陣営のもう一人のドライバー、マイケル・カルソにとっては厳しい展開となり、土曜日にはクラッシュの巻き添えとなってマシンにダメージを負った。カルソは最終レースでは予選で苦戦し、28番手からのスタートとなったが、堅実なドライブで16位までの追い上げを果たした。
ニッサン・モータースポーツはこの後、2月以来となるテストを予定。4台のニッサン・アルティマV8スーパーカーは、来週、ウィントン・モーター・レースウェイでテストを行った後、同サーキットで8月23日から25日に開催されるシリーズ9戦目に挑む。