アウディジャパンの大喜多寛社長は7月31日、横浜市で会見し、新車販売拠点を現在より20%強増やし130店舗体制にする計画を明らかにした。
大喜多社長は「我々が日本で本格的にビジネスをスタートしたのが2001年で、メルセデスベンツ、BMWに比べ20年遅れている。今、一所懸命キャッチアップしようとしており、とくに力を入れているのが店舗の数で、(8月4 日に開業する)『Audi みなとみらい』でやっと106店舗めになる。他の2社が200店舗前後あるので、かなり差を付けられている」と指摘。
その上で「ひとつひとつの店舗のクオリティを上げて、そのクオリティの高い店舗を130店舗くらいまで増やして完成をさせようということで進めている」と述べた。ただ130店舗体制になる時期は明らかにしなかった。
また「我々は後発だが、後発のメリットはもっとも新しい動線、お客さんの動きに合わせて、お店を造れることだと思っている。みなとみらいというこの場所が今のお客さんの動きには一番合っているということで選んだ。どこに造ればお客さんが一番来やすいか、そういう見方でやっている」と説明した。