仙台市交通局、地下鉄東西線の駅名募集を開始…8月31日まで

鉄道 行政

仙台市交通局は7月30日、工事中の仙台市地下鉄東西線に設置される駅について、開業時の正式駅名の募集を開始した。年内に決定する。

東西線は、仙台市南西部の八木山動物公園付近から都心部の仙台駅付近を経て、仙台東部道路の東インターチェンジ付近に至る13.9kmの地下鉄。河川などをまたぐ部分を除き、ほぼ全線が地下トンネル方式で計画されている。機種は都営地下鉄大江戸線や大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線などと同じ鉄輪式リニアモーターの普通鉄道を採用。2015年度の開業を目指して工事は終盤を迎えている。7月に全区間の掘削工事を完了した。

現在の仮称駅名は、動物公園(八木山動物公園付近)~青葉山~川内~国際センター~西公園~一番町~仙台(仙台駅付近)~新寺~連坊~薬師堂~卸町~六丁の目~荒井(東インターチェンジ付近)。このうち仙台駅については、地下鉄南北線やJR線との位置関係を考慮して仮称駅名をそのまま正式駅名とし、今回の募集の対象外とする。

駅名は誰でも1回だけ応募できるが、駅付近の町名または字名、公共施設や名所旧跡などいずれかの名称であること、難読名称や長い名称を避けるなどといった応募基準が設けられている。応募は南北線各駅や市役所などで配布している専用応募ハガキのほか、官製ハガキや電子メール、ファクスでも受け付ける。締切は8月31日。

募集した駅名は仙台市地下鉄東西線検討委員会の審議の参考にし、年内に開業時の正式駅名を決める。

《草町義和》

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