全日本空輸(ANA)は7月30日、ボーイング『777-300ER』型機3機を発注することを決定した。
同社の「2013-2015年度中期経営戦略」の柱である、羽田第二次再拡張と成田空港発着回数30万回化を機とした首都圏空港容量の拡大を最大限活用し、日本をベースとした航空ビジネスの完成型構築を目指す中で、長距離路線ネットワークを強化するため、B777-300ER型機中心に推し進めていく。
また、首都圏空港容量拡大を有効活用するため、従来は旅客機からの機材改修による増機を計画していた貨物専用機ボーイング『767-300F』1機の改修を延期し、新たに調達することを決定した。これにより、首都圏空港容量拡大時、発着枠の活用が可能になり、早期にネットワークの拡充が可能となるとしている。