【キッズエンジニア13】白線読み取る自動走行マシンでゴール目指せ…アイシン精機

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キッズエンジニア2013 アイシンブース
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小学生を対象にした体験型学習イベント「キッズエンジニア2013」(自動車技術会主催、7月27~28日開催)で、アイシン精機が行った「わくわクルマ研究所」は、子ども同士でチームをつくり、プログラムを入力するなどして自動走行マシンを完走させるという教室プログラムだ。

マシンの裏側には、白線を読み取るセンサーが装備されている。これが自動走行の要となる部分だが、パソコンのソフトを使って走り方を自由自在に変更することができる。ただ変更するにはタイヤ1周でどれだけ進むか、コースの直線距離やカーブ曲率など、いろいろな詳細データを調べなければならない。手先の器用さより、理系の頭脳が求められる。

同社エネルギー技術部部長の板倉正人さんは「親御さんは見るだけで、参加はできません。お子さんが仲間と協力しながら走り方を考えたり、工夫したりして、エンジニアの仕事とチームワークの大切さを学んでもらうのが目的です」という。

子ども4人2組につき、サポート役として同社の社員1人が付くが、「お子さんたちが困っていても、すぐには助けないようにしています。自由な発想で、何度もチャレンジすることが大切ですから」(板倉さん)

このプログラムは2時間で、授業内容によって7分割されている。10時10分~10時35分はデザインの時間、11時35分~11時55分は発表会の時間といった具合だ。子どもたちは、こうした時間割をしっかり守り、決められた時間内で作業を終えなければならない。「限られた時間でやり切ることも、エンジニアに求められますからね」(板倉さん)

《村尾純司@DAYS》

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