インドの自動車メーカーで、ヒンドゥージャグループに属するアショック・レイランドは7月16日、新型MPVの『スタイル』を発表した。
アショック・レイランドは2007年10月、日産自動車との間で、インドにおける小型商用車(LCV)の合弁会社を設立することで合意。2008年には、「車両製造」、「パワートレイン製造」、「研究開発」を行う合弁企業3社が設立された。
今回発表されたスタイルは、両社の合弁会社、アショック・レイランド・日産ビークルが生産を担当する第2弾モデル。その正体は日産『NV200バネット』をベースにしたMPVだ。
フロントは、ヘッドライトやグリルが専用デザイン。テールランプもNV200バネットとは異なる。室内は3列シートを備え、7‐8名乗車を可能にする。
スタイルの現地発表会には、ルノー日産アライアンスのカルロス・ゴーンCEOが出席。「両社の協業が、アショック・レイランドの販売を伸ばしてきた。両社そして顧客にとって、ウィン・ウィン・ウィンだ」とコメントしている。