米国の自動車最大手、GMは7月16日、2013年上半期(1‐6月)のシボレーブランドの世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は250万台で、過去最高。前年同期比は1.4%増だった。市場別では、地元米国が102万台でトップ。前年同期比は5.6%増と伸びた。以下、中国が6.1%増の32万2000台、ブラジルが5.1%増の30万5000台で続く。メキシコは15.7%増の9万1000台と、2桁の伸び。一方、ロシアは8万0200台にとどまり、前年同期比は16.1%と落ち込む。車種別では、米国では大型セダンの新型『インパラ』の販売が好調。『ソニック』『スパーク』『クルーズ』『ボルト』は、合計で前年同期比25%近い伸び。新型『シルバラード』を投入したフルサイズトラック分野も、23%の大幅増。中国では上半期、前年同期比6.1%増の約32万2000台を販売。『セイル』やクルーズが販売の中心。また、ブラジルでは新型コンパクトカーの『オニキス』が人気。東南アジアでは、中型ピックアップトラック、『コロラド』が支持を集めた。GMのシボレーブランド担当、アラン・ベイティ上級副社長は、「シボレーはブランドの歴史において、最もアグレッシブな新車発売計画を実行中」とコメントしている。
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