【新聞ウォッチ】米国で「お値打ち感」日本車が上位独占、1位カローラ、2位シビック、3位アルティマ

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北米向け新型トヨタ カローラ の「S」グレード
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年7月17日付

●衆参ねじれ解消確実、参院選終盤情勢3万人調査、自公優勢を維持、民主は依然苦戦(読売・1面)

●社説:燃料電池車競争、低価格実現が普及のカギ握る(読売・3面)

●ホンダ・GM協力強化検討 燃料電池車20年予定を前倒し(読売・8面)

●自動ブレーキ、軽にも拡大、スズキ、ワゴンRに搭載 ダイハツに対抗(朝日・6面)

●世界限定100台のGT-R(朝日・6面)

●止まらぬ特急出火、JR北海道一部運休、夏観光に影(朝日・35面)

●東証・大証統合取引開始、上場数3位、時価は「世界」と開き(産経・2面)

●日産・ルノーが印向け低価格車を開発(産経・10面)

●ケニアで邦人射殺、武装強盗団 ODA男性襲(産経・27面)

●米の日本車やはり「お得」本体価格+5年維持費、ローン会社調査、上位独占,米車、燃費悪(東京・7面)

●NECスマホ撤退へ、レノボと統合見送り(日経・1面)

●最大級タイヤ再生工場、ブリヂストン、大阪に新設(日経・13面)

●米で車向け酸素繊維部材、東レ、現地メーカーに出資(日経・13面)

●スズキ、インド子会社暴動から1年「労使関係に問題」否定、直接雇用に転換、人材見極め(日経・13面)

●中国新車販売3倍へ、東風ホンダ、10年後に100万台(日経・13面)

●配当性向30~40%、三菱自、今期復配10円超に(日経・15面)

ひとくちコメント

日本市場では、軽自動車が税金などの維持費が安いことで知られているが、では軽自動車を販売していない米国市場で「お値打ち感」があるのは、一体どんな車種なのだろうか。

米ローン会社の「カーファイナンスドットコム」の調査結果を、きょうの東京がワシントン発の特派員の記事として報じている。

それによると、米国で5年間車を保有した場合、車両の本体価格だけでなくガソリン代や保険、修理代などを含めた全体の費用が最も安いのは、日本円で換算するとトヨタ自動車の『カローラ』で412万円、2位がホンダの『シビック』で436万円、3位が日産自動車の『アルティマ』で469万円、4位がホンダの『アコード』で480万円と上位を独占。トヨタの『カムリ』も6位にランクインしている。

ベストテンをみると、米国車はフォードの『フュージョン』が5位にランクインしたのが最高で、以下、クライスラーの『ラムピックアップ』が7位、フォードの『エスケープ』が8位などと7位~10位まで米ビッグ3の車種が続く。

維持費の中で興味深いのはガソリン代。年間走行距離を1万5000マイルで試算した場合、カローラが9633ドルに対して、米国車で10位のGMのシボレー『シルバラード』は1万6999ドルとほぼ倍。「燃費の悪さが維持費増の一因となっている」(東京)と分析している。

《福田俊之》

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