HKSが発表した2013年第3四半期(2012年9月-2013年5月期)の営業利益は2億7300万円となり黒字に転換した。前年同期は9600万円の赤字だった。
売上高は前年同期比17.6%増の54億7100万円と大幅増収となった。ガソリン車を天然ガスを燃料とする「バイフューエル」車に改造する事業が好調。ディーゼルエンジンを天然ガスエンジンに改造する事業は、第2四半期まで順調だったが、仕向地の天然ガス成分のバラつきが原因で市場クレーム対応が増加して中断した。
アフターマーケット事業では、サスペンション関連やトヨタ86、スバルBRZのチューニング商材が好調だった。
収益では増収の効果、コスト削減効果などから、経常利益は4億7700万円の黒字に転換した。当期純利益も1億1000万円の黒字となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。