東海ゴム、ブラジル自動車用ゴム部品メーカーの買収手続完了

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東海ゴム工業の尾崎副社長(右)とProduflex MG社の Edgar President(中央)、Expedito氏
  • 東海ゴム工業の尾崎副社長(右)とProduflex MG社の Edgar President(中央)、Expedito氏
  • ブラジル・Produflex MG社(webサイト)

東海ゴム工業は、ブラジルの自動車用ゴム部品メーカー、Produflex MG社の買収に必要な手続きを7月1日(ブラジル時間)に完了、子会社したと発表した。

同社の自動車用防振ゴム事業における企業買収は、2013年5月の独Anvis社に続き、今回で2件目となる。今回の買収完了により、同事業の展開地域は世界18か国となる。

同社グループが南米での事業拡大を見据えた市場調査等を行うために設立した現地子会社、Tokai Rubber do Brasil Servicos Ltda. がProduflex MG社を買収し、間接子会社(孫会社)とする。Produflex MG社が同社グループに加わることにより、日系自動車メーカーの現地拠点への安定した製品供給が可能になるほか、南米で高い市場シェア(占有率)を持つ欧州自動車メーカーへの拡販や現地ニーズを反映した製品開発が可能になる。

同社は、2013年2月にイタリアの自動車用ホースメーカー、Dytech-Dynamic Fluid Technologies S.p.A. を買収。Anvis社も含めて、自動車用防振ゴム・ホースの両事業において、グローバル相互補完体制を整え、日系自動車メーカーへの拡販と海外自動車メーカーへの本格参入を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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