天夢人イベントで由利高原鉄道・春田社長「運用はどうにでもできるから」

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由利高原鉄道・春田社長(左)と野月貴弘氏
  • 由利高原鉄道・春田社長(左)と野月貴弘氏
  • 由利高原鉄道・春田社長(左)と野月貴弘氏
  • 由利高原鉄道・春田社長(左)と野月貴弘氏

野月貴弘(SUPER BELL”Z車掌DJ)スペシャルトークショー(6月29日秋葉原・書泉ブックタワー、主催・天夢人)では、由利高原鉄道(秋田県由利本荘市矢島町)の春田啓郎・代表取締役社長も特別ゲストとして登場。

「由利高原鉄道は、現在もタブレット閉塞を使用している。現在この保安システムが残っているのは津軽鉄道(青森県五所川原市)と、くま川鉄道(熊本県人吉市)しかない」と春田氏。同社の現状と鉄道趣味的な話題なども紹介した。

またユニークなエピソードも披露。鉄道愛好家からの「YR-1500形の運用を教えてほしい」という声に対し、「運用はどうにでもできるから、どういう編成を望んでいるか、どんな写真を撮りたいのかなどを教えてほしい。それにあわせて運用をつくってみる」と伝えたという。そんなこぼれ話を聞いた参加者は「大手の鉄道会社では考えられない」と笑った。

エアトレイン(鉄道口真似)から第三セクター鉄道のエピソードまで、多彩なトークで笑いが起きた同イベント。鉄道ジャーナリストでディレクターの小関秀彦氏は、「近年、第三セクター鉄道では公募社長に切り替え、大胆な経営改革に乗り出すケースが増えている。第三セクター鉄道の多くが経営難に苦しんでいるが、鉄道愛好家などを積極的に呼び込む試みもはじまり、様々なアイディアで潜在需要の掘り起こし、沿線活性化を図っている」とコメントしていた。

《レスポンス編集部》

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