イスカンダル鉄道建設、来年開始へ マレーシア

マレーシア・スティール・ワークス(KL)(マスティール)は、ジョホール州南部開発計画「イスカンダル・マレーシア」地域とシンガポールをつなぐ鉄道プロジェクトを2014年に開始する予定だ。KUBマレーシアと合弁で行う。

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マレーシア・スティール・ワークス(KL)(マスティール)は、ジョホール州南部開発計画「イスカンダル・マレーシア」地域とシンガポールをつなぐ鉄道プロジェクトを2014年に開始する予定だ。KUBマレーシアと合弁で行う。

合弁会社のメトロポリタン・コミューター・ネットワークは計画推進に向けて当局からの認可を待っている段階で、鉄道プロジェクトには来年着工する予定だ。プロジェクトの推定コストは10億リンギとなっている。KUBマレーシアが合弁事業の40%を保有し、イスカンダル地域内の主要地区に21か所のコミューター駅を建設する。

マスティールの2012年の売り上げは13億1000万リンギ、純利益は2490万リンギだった。今年は原材料価格が15%程度値下がりすることが予想されるため、売り上げも減少することが見込まれるという。

昨年12月、マスティールはブキ・ラジャのプラントで8000万リンギの拡張を実施、鋼ビレットの年間生産量を60万トンに増加させた。

千田真理子

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