JR東海は6月28日、割引切符の改廃について発表した。多人数用の往復割引切符「新幹線お出かけきっぷ」を新たに発売する一方、「こだま小田原往復きっぷ」などの発売を終了する。
「新幹線お出かけきっぷ」は、東海道新幹線の東京・品川~小田原間と東京・品川~熱海間の2区間について、2人以上が同一行程で利用する場合に限り、新幹線の普通車自由席が利用できる往復割引切符。8月1日から2014年3月31日まで発売する。
1人分の発売額は、東京・品川~小田原間が4500円、東京・品川~熱海間が5300円で、子供用は設定されない。東京~熱海間では通常の運賃・料金(大人1人7140円)より1840円安くなる。利用可能期間は8月1~10・21~31日、9月1日~12月27日、2014年1月7日~4月1日で、有効期間は2日間。
これに対し、新幹線の往復と到着地のフリー乗車エリアがセットになった「京の遊々きっぷ」「奈良・大和路遊々きっぷ」「こだま都区内・りんかいフリーきっぷ」と、東京山手線内~小田原間の新幹線往復割引切符「こだま小田原往復きっぷ」は、7月31日利用開始分をもって発売を終了する。