イタリアのスーパーカーメーカー、パガーニ社が日本市場で発表したばかりの『ウアイラ』(HUAYRA)。同車が2014年夏、全米で公開される予定の映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作、『トランスフォーマー4』(仮題)に起用されることが分かった。
これは6月16日、『トランスフォーマー』シリーズを手がけるマイケル・ベイ監督が、自身の公式サイトで明らかにしたもの。「ウアイラを『トランスフォーマー4』に出演させる」と発表している。
ウアイラは2011年3月、ジュネーブモーターショー11で発表。『ゾンダ』の後継車に位置づけられるスーパーカーだ。車名のウアイラとは、南米大陸に吹く風に由来。
そのミッドシップには、AMG製のM158型6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。パガーニ社のためにAMGが専用チューンを施し、最大出力700ps/5000rpm、最大トルク102kgm/3500rpmを引き出す。トランスミッションは7速シーケンシャル。車両重量は1350kg。ウアイラは、0-100km/h加速3.2秒、最高速378km/h以上という世界屈指のパフォーマンスを実現する。
このウアイラが、『トランスフォーマー4』に出演することが決定。ボディカラーがブラッドレッドを基調に、ブラックのツートンとした1台が、スクリーンを彩る予定。