ドイツの高級車メーカー、BMWが6月15日に発表した『4シリーズクーペ』。デビュー当初のガソリンエンジン搭載車は、直列6気筒だけでなく、直列4気筒も用意される。
4シリーズクーペは2013年1月、デトロイトモーターショー13に出品された『コンセプト4シリーズクーペ』の市販版。現行『3シリーズクーペ』の後継車に位置付けられる。
4シリーズクーペのボディサイズは、全長4638×全幅1825×全高1362mm、ホイールベース2810mm。現行3シリーズクーペと比較すると、26mm長く、43mmワイドで、16mm背が低い。ホイールベースは50mm伸びた。
デビュー当初のガソリンエンジンは2種類。「435iクーペ」は直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力306ps/5800-6000rpm、最大トルク40.8kgm/1200-5000rpmを引き出す。0-100km/h加速は5.1秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。
また、「428iクーペ」は直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力245ps/5000-6500rpm、最大トルク35.7kgm/1250-4800rpmを発生する。0-100km/h加速は5.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と公表されている。