【パガーニ ウアイラ 日本発表】フィロソフィーはレオナルド・ダビンチの言葉

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パガーニ ウアイラ発表会の様子
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パガーニの新型車、『ウアイラ』が日本でも公開され、創設者のオラチオ・パガーニ氏が来日。自社のフィロソフィーは、レオナルド・ダビンチの言葉にあると語った。

アルゼンチン生まれのパガーニ氏の父親はパン屋を経営していたことから、デザインやテクノロジーとは全く無縁の環境で育った。しかし、子供の頃から芸術とエンジニアリングに興味を惹かれており、大人になったときにはどちらかの仕事をしたいと思っていたという。「14歳か15歳の頃、父親が持って来た雑誌のレオナルド・ダビンチの記事に、“芸術と科学は共に手を取って歩み続けることが出来る”と書いてありました。これこそが私が進むべき道なのだと思ったのです」とし、これが氏の人生と、パガーニ社のフィロソフィーになったとする。

パガーニ氏は、「私の会社で働いているスタッフは知的な、技術的な面で非常に優秀であると同時に、ハンドメイドの面でも優れており、世界にまたとないテーラーメイドの製品をつくっていこうとしています」と述べ、同じフィロソフィーは、同社にエンジンを提供しているAMGにもあると話す。「AMGのエンジンはたった一人のエンジニアが3日間かけて組み立てており、そこに自分たちの知的な部分、創造性の部分、ハンドメイド、自分たちの情熱を込めたテーラーメイドの製品を届けてくれているのです」と話し、パガーニのエンジンを含めたクルマ全体に、共通のフィロソフィーが流れていると強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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