考え事をしていて横断者をはねた男を逮捕

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6月21日午後8時40分ごろ、茨城県日立市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた77歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた49歳の男を逮捕している。

茨城県警・日立署によると、現場は日立市東多賀町付近で片側1車線の直線区間。77歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたが、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する49歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

事故当時、現場では弱い雨が降っており、視界は若干悪かったという。聴取に対して男は「考え事をして、ボーッとしていた」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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