日産自動車は6月25日、第114回定時株主総会をパシフィコ横浜で開催。カルロス ゴーン社長および同社取締役の選任について株主よりほぼ満場一致の支持を得て、2年間の任期で再選が決まった。
株主総会には1379名の株主が出席し、カルロス ゴーン社長は、今年度の状況について説明。2013年度中(2013年4月から2014年3月)、グローバル自動車産業において前年比3%増の8,100万台が販売される見込みであると述べ、今年度、過去最高の530万台の新車を販売するという同社の目標を改めて示した。
また、業績見通しにつては、今年度の成長予測を反映したものとなっているとし、今年度の当期純利益は4200億円を見込んでおり、2013年度は1株当たり30円の配当を行う予定。