【プロ・モトクロス選手権 第5戦】バズ・クリーク250総合でバゲットが今季初勝利

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ウィル・ハーン
  • ウィル・ハーン
  • ブレイク・バゲット
  • イライ・トマック
  • ドゥアハムとバゲット
  • ブレイク・バゲット
  • トマック(左)、バゲット(中央)、ムスキン(右)

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス・チャンピオンシップは6月22日、レッドブル・バズ・クリーク・ナショナルで250クラス選手権が行われ、同クラスのディフェンディングチャンピオンであるブレイク・バゲットが圧倒的な総合勝利を遂げたことを伝えた。

250クラスの第1モトではゲイコ・ホンダのウィル・ハーンが、最初の4戦を手首の怪我で欠場したものの、素晴らしい復帰を果たしてホールショットを奪取した。ただし、最近の2度の総合優勝を果たして調子に乗る、レッドブル・KTMのマーヴィン・ムスキンが早々にリードを奪い、彼のチームメイトであるケン・ロクゼンがジェイソン・アンダーソンとウィル・ハーンを数ラップで捕らえ、2番手の好位置をキープする。

その間にブレイク・バゲットは第1モトを10番手あたりでスタートしたものの、素早くポジションを上げて、最後の数ラップでムスキンとロクゼンの先頭集団に追いつき、最終ラップでこの3人はポジションを激しく交換するが、最終的にバゲットが1位でフィニッシュして、ムスキンとロクゼンが2位と3位で続く結果となった。

第2モトでもハーンが好調なスタートを見せてホールショットを奪い、早期のリードを確保した。しかしモンスター・エナジー/プロ・サーキット/カワサキのダリン・ドゥアハムが今季最高の走りを見せて前半のレースをリードすることとなる。だがスタートでトップ10にも入っていなかったイライ・トマックが激しく追い上げてドゥアハムを捕らえ、後半のレースをリードすることになった。

バゲットは最終的に追い上げて第2モトで2位となり、彼の1-2モトスコアーはディフェンディングチャンピオンが、彼の今季最初の総合勝利を確実とするのに十分だった。ドゥアハムは3位の位置をキープして彼自身の最初の表彰台を経験することとなった。

尚、ルーカス・オイル・プロ・モトクロス・チャンピオンシップの第6戦は、6月29日にマサチューセッツ州サウスウィックにて、チャプリン・カワサキ・モト‐X338・ナショナルとして行われる予定である。

■バズ・クリーク250クラス総合結果

1. ブレイク・バゲット(1-2)
2. イライ・トマック(5-1)
3. マーヴィン・ムスキン(2-7)
4. ケン・ロクゼン(3-6)
5. ウィル・ハーン(6-5)
6. ジェイソン・アンダーソン(4-11)
7. ダリン・ドゥアハム(13-3)
8. カイル・カニンガム(7-9)
9. ザック・オズボーン(17-4)
10. ジャスティン・ヒル(10-10)

()内は(第1モト順位‐第2モト順位)

■250クラス・ポイント・スタンディング

1. ケン・ロクゼン(220)
2. イライ・トマック(211)
3. マーヴィン・ムスキン(199)
4. ブレイク・バゲット(188)
5. ザック・オズボーン(149)
6. ジェイソン・アンダーソン(128)
7. ジェレミー・マーティン(109)
8. カイル・カニンガム(107)
9. ジャスティン・ボーグル(104)
10. コッパー・ウェッブ(99)

《河村兵衛》

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