マレーシア・ペナンで倒壊した鉄塔、バス7台が時速130kmで衝突した衝撃

6月13日にペナン島中心部ジャラン・マカリスターで発生した強風によるビル鉄塔倒壊事故で、男性が乗っていたとみられる車が完全に押しつぶされ、地面に深さ6mもの大きな穴があいたことに市民は大きな衝撃を受けている。

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6月13日にペナン島中心部ジャラン・マカリスターで発生した強風によるビル鉄塔倒壊事故で、男性が乗っていたとみられる車が完全に押しつぶされ、地面に深さ6mもの大きな穴があいたことに市民は大きな衝撃を受けている。

専門家によると、倒壊した塔は避雷針付きで長さ38メートル、重量は110トンほど。高さ70-75mから落下した場合、乗客60人が乗ったバス7台が時速130kmで衝突した衝撃に匹敵するという。

大きな穴が空いた原因については、軟弱な地質や地下水が原因しているとみられている。穴には地下水が流れ込んでおり、捜索継続のためにこれ以上掘削を続けると他の区画でも陥没が起きる可能性があるという。

伊藤 祐介

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