エア・ニュージーランド、シャークレットを装備した最初のエアバスA320を受領

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シャークレットを装備したA320の授与式
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エア・ニュージーランドはシャークレットを装備したエアバス『A320』を、第50回ル・ブルジェのパリ航空ショーでの式典の間に受け取ったことを公表した。

この航空機は公式に、エア・ニュージーランドのフライト運用責任者であり安全管理者であるデビッド・モーガン氏に手渡された。

エアバスは2009年11月に行われたドバイの航空ショーにおいてシャークレット装備仕様をを公開し、エア・ニュージーランドはこの省燃費機構を装備した機体を最初に委託した会社となった。

デビッド・モーガン機長は、「A320はエア・ニュージーランドの国内線編成の核であり、A320シャークレットの導入によって、優れた燃費での運航を実現するだろう」と語った。

「エア・ニュージーランドが、燃料を削減する翼端装置を装備した最初のA320を受け取ることを喜んでいる。シャークレットは燃料燃焼を最高4パーセントまで削減し、エア・ニュージーランドを世界で最も最も燃料効率の良い航空会社となることをサポートするだろう」とエアバスの顧客部門のCOO、ジョン・リーヒー氏は語った。

今回、エア・ニュージーランドは、10機のシャークレット装備仕様の『A320』を受領した。これまでに20以上の顧客に対して、70以上のシャークレットを装備した航空機が納入された。そしてさらに44の顧客が、シャークレットを装備した航空機を注文している。

《河村兵衛》

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