エアバス、ILFCより50機のA320neo系列機を追加受注

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エアバスは、アメリカン・インターナショナル・グループの子会社であるインダストリー・リーディング・エアクラフト・レッサー(ILFC)より、50機の『A320neo』系列の航空機を追加注文を獲得した。

この契約は6月17日、ILFCのCEOヘンリ・コープロン氏と、エアバスの顧客部門COOのジョン・リーヒー氏によって、パリ航空ショーにて発表された。

ILFCは、2011年に100機のA320neo系列の確定注文をした最初のリース契約者。そしてこの新たな注文により、ILFCはその確定注文の合計を150機に増やすこととなる。この最新の契約を含め、ILFCはエアバスにとって合計769機のシングル・アイル機とワイド・ボディのエアバス航空機を注文した、最大の顧客である。

「A320neoはILFCのラインナップの中でも、とりわけ燃費の良い航空機だ。また、同クラスで最も広く快適な客席を提供する」とILFCのCEO、ヘンリ・コープロン氏は語った。

「貴重で長期の顧客であるILFCから契約を獲得できたことに喜びを感じている。A320neoは優れた燃費を実現し、所有者のニーズを満たすものである」とエアバス顧客部門のCOO、ジョン・リーヒー氏は語った。

A320neoはA320系列のオプションとして提供され、新しい効率の良いエンジンと大きな「シャークレット」翼端デバイスを統合したもので、それは共に燃料消費の15パーセント向上をもたらす。2013年5月の終わりには、NEOの確定注文は40の顧客からの2125機に及んでいるという。

《河村兵衛》

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