仙台市交通局は6月14日、地下鉄東西線駅名検討委員会の第1回会合を開いた。年内に開業時の正式駅名を決める。
東西線は、仙台市南西部の八木山動物公園付近から都心部の仙台駅付近を経て、仙台東部道路の東インターチェンジ付近に至る13.9kmの地下鉄。河川などをまたぐ部分を除き、ほぼ全線が地下トンネル方式で計画されている。機種は都営地下鉄大江戸線や大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線などと同じリニアモーター式の普通鉄道を採用する。2015年度の開業を目指して工事は終盤を迎えている。
現在の仮称駅名は、動物公園(八木山動物公園付近)~青葉山~川内~国際センター~西公園~一番町~仙台(仙台駅付近)~新寺~連坊~薬師堂~卸町~六丁の目~荒井(東インターチェンジ付近)。検討委は7月に駅名選定基準などをまとめ、7~8月に駅名案を一般から募集する。
その後は10月に駅名案を審議し、11月に検討委員会の最終案を決定。検討委の提言を受けた仙台市が12月に正式駅名を決める。