都営24時間化「やらなければデータは収集できない」...猪瀬都知事

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猪瀬直樹東京都知事の都営交通24時間化の試験運行が、12月からスタートする。早くも寄せられる賛否の意見に、猪瀬氏は、まずは24時間化の可能性を探ることが重要との見解を示した。

14日の定例会見で、猪瀬氏はこう述べた。

「もともと最初から六本木-渋谷間の運行をまずやってみようではないかというふうに提案してる。やらなければデータは収集できません」

東京都交通局は12月から、土曜日1時~5時の時間帯で1時間に1本程度、金曜日の終バスから始発バスをつなぐ渋谷駅~六本木駅の州やバスを運行することを発表した。

ただ、この動きには時間を気にすることなく活動できると歓迎する声がある一方、タクシー事業者などからは路線が拡大することを警戒する声もある。

「来年から始まる二段階の消費増税に向けて、まだ運賃への転嫁方法も決まらないというのに、24時間化で公共交通が動くようになったら、値上げどころの騒ぎではなくなる」(都内に車庫を持つ個人タクシー運転士)

また、24時間化路線を広げることで都の財政的な負担も増えることになる。そのことを見越してか、猪瀬氏は公共交通の24時間化の将来について、こう述べた。

「大事なことは、24時間化という前提で申し上げた結果、どういう可能性があるか。そういうことを考えるのは、公営交通として非常に重要な責務であると思っています」

この日の会見では、地下鉄一元化に向けた地下鉄改革のための運営改革会議を設置したことも明らかになった。公共交通の改革に向けた施策が進む。
《中島みなみ》

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