日産自動車が6月6日に発売した新型軽乗用車『デイズ(DAYZ)』は、姉妹車である三菱自動車『eK ワゴン』とフロントマスクだけではなくアラウンドビューモニターを採用していることも大きな違いとなっている。
デイズの商品企画責任者を務める益田昌明チーフ・プロダクト・スペシャリストは「アラウンドビューモニターだけが意図したわけではないが日産だけのものになっていて、三菱は普通のリアビューモニターになっている」と明かす。
その背景を益田氏は「日産が意地悪したということでは全然なく、三菱の思いとしてはそれにお金をかけるよりも、本革のステアリングとか、そちらにかけたいと、優先度の関係で彼らはアラウンドビューモニターの採用見合わせたのではないかなと思う」と解説する。
軽初採用となるアラウンドビューモニターは「ルームミラーディスプレイ対応だが、ディーラーオプションのナビに表示させることもできる」とした上で、「このルームミラーは防眩式となっていて、軽のハイトワゴンの中では唯一の設定」とも強調した。
アラウンドビューモニターはX、ハイウェイスターG、ハイウェイスターGターボに標準装備され、ハイウェイスターXはメーカーオプションとなっている。