相鉄HD、林副社長が社長に昇格…「Vision100」の早期達成に向け推進力強化

鉄道 企業動向

相模鉄道(相鉄)グループの持株会社である相鉄ホールディングス(相鉄HD)は5月23日、林英一取締役・副社長執行役員が社長に就任する人事を発表した。鳥居眞社長は代表権を持つ会長に就任し、及川陸郎会長は退任して取締役相談役に退く。

6月27日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。

鳥居社長は2007年6月の就任以来、グループ会社の役割を明確にするため鉄道事業と自動車事業の分社化を推進し、グループ経営体制の構築を目指した純粋持株会社体制を確立した。また、長期的な成長戦略ロードマップ「Vision100」を策定。計画に掲げた目標を早期に達成するため、「さらに推進力を高める新しい体制でスタートすることにした」という。

林氏は慶応義塾大学部法学部卒業後、同社に入社した。経営企画室などを経て2000年に取締役に就任し、現在は経営戦略室長、副社長執行役員を兼務する。64歳。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集