米国の自動車大手、フォードモーターは5月22日、2013年の北米における生産台数を20万台増やすと発表した。
今回の増産計画は、北米でのフォード車の販売が好調に推移していることを受けたもの。具体的には、シカゴ工場、フラットロック工場、カンザスシティ工場の3工場で、『エクスプローラー』、『フュージョン』、『Fシリーズ』などの生産台数を拡大する。
フォードモーターは2013年5月初旬、カンザスシティ工場にサードシフトを追加し、20万台を増産すると発表したばかり。今回の増産は、これに続く形となる。また2012年は、北米で40万台を増産しており、2年連続での増産。
フォードモーターの北米生産担当、ジム・テトロー副社長は、「フォードブランドのトップセラー車の顧客の需要に応えるため、北米の工場でフル生産体制を敷く」とコメントしている。